2019年もあと2週間というこの時期、忘年会や新年会など飲酒の機会も多くなります。お酒を飲むと喉が渇くことは多くの方が経験されていると思います。
これはアルコールには『利尿作用』があるため、飲酒が多いと体が脱水状態となるからです。
アルコールを飲んだら意識的に水分を補給して、脱水状態を防ぎましょう。
また、悪酔いをしない為に飲酒の合間に水分を取る事も効果的です。
(これを『和らぎ水』と言うそうです。)
また、人間の体の約60%は水分ですが、毎日食べ物や飲み物などから2~2.5リットルの水分を摂取しています。同時にそれと同じくらいの水分を尿や便、汗などで体から排出しています。これは季節が変わってもあまり大差がなく、冬場の水分補給の重要性は夏場と変わらないのです。
更にもう一つ重要なのは、風邪やインフルエンザへの対策のための水分補給です。
ここ最近の寒さで風邪を引いている人をよく見かけるようになりましたが、
風邪やインフルエンザの原因となるウイルスは、乾燥した状態で活発に活動します。反対に湿度50%以上になると活動が急激に低下します。水分補給は喉や鼻の粘膜をうるおしてウイルスの侵入を防ぐと同時に、侵入したウイルスを痰や鼻水によって体外に排出する作用を助けます。
風邪対策の王道であるうがい、手洗いに加えて「水分補給」も大事な風邪予防のひとつです。