一都三県に緊急事態宣言が発令されました。
新型コロナウイルスによる重症患者数も残念ながら過去最高数が毎日更新されています。
お医者様によると肥満(内臓脂肪が多い)の方は新型コロナウイルスによる重症化リスクが高いそうです。
理由の一つは内臓脂肪型の肥満はサイトカインストリームと呼ばれる免疫暴走を引き起こす可能性があり、免疫暴走による臓器不全により重症化するケースが考えられるそうでうす。
もう一つは内臓脂肪型の肥満により新型コロナウイルスの影響を受けやすい肺が圧迫されての重症化のケースも考えられるそうです。
この内臓脂肪型の肥満はいわゆる「メタボリックシンドローム」と呼ばれ、高血圧、高血糖、脂質異常症の基礎疾患と呼ばれる病気を引き起こします。
身体の脂肪細胞は、食べ過ぎや運動不足によって体内のエネルギーが過剰になると、余ったエネルギーを脂肪として蓄え、どんどん大きくなります。
1個の脂肪細胞は体積にして最大で約1000倍にまで膨らむことができるそうです。
そして、脂肪細胞は脂肪を蓄える限界を超えると免疫細胞の暴走が始まり、心筋梗塞、脳梗塞、腎臓病、糖尿病などの病気も引き起こすことがわかってきたそうです。
内臓型脂肪型の肥満の原因は食べ過ぎ、運動不足と明確です。
まだまだ自分は大丈夫と思っていても、外出自粛により運動量が減り、気が付いたら体重が〇kg増えていた、ズボンのウエストがきつくなったと言う方も多いと思います。
無理な食事制限はエネルギーを消費する役割を持つ大切な筋肉も落ちます、外出自粛で家にいる間だけでも食事の量を朝食>昼食>夕食のようにして、食事からのエネルギーを昼間の活動時間に消費出来るような食事を心掛けてみるのも良いと思います。
2020.1.10 新型コロナウイルス対策として肥満予防も大切です!
2021.01.11 | 健康役立ち情報