皆さんは椅子に座った時の姿勢を意識していますか?
おそらく自宅、職場、自動車、電車等々の椅子、座席に自分にとって一番楽な姿勢で座っていると思います。
多くの方はお尻を椅子、座席の前方に座り、背中の上半分を背もたれで支えているような姿勢で座っているのではないかと思います。
この姿勢だと骨盤が後傾し、背中の下半分は背骨の本来のアーチとは逆方向に歪んだ姿勢になり、気づかぬうちに腰にストレスがかかる状態になります。
短時間であればさほど疲労感を感じないと思いますが、仕事等で長時間をこの姿勢で座っていると普通に立ち上がれないほどに腰に疲労感を感じ、腰が固まったようにも感じるはずです。
このような座る姿勢に慣れてしまうと腰が後傾して足を開きがちになります。
その姿勢が癖となっての立ち姿勢では、腰が後傾することで姿勢も猫背気味になり、足もO脚と言われるガニ股のような姿勢になりやすくなります。
そして、姿勢の悪さが腰痛、自立神経の乱れ等の身体の不調にも現れます。
あまり知られていないようですが、通勤電車の座席は人間工学に基づき背骨の自然なアーチに合わせて設計されているそうです。
座席の奥までお尻をキッチリと座ると、骨盤が立ち、背中も自然なアーチを描き、正しい姿勢になります。
普段利用する通勤電車の座席を利用して正しい姿勢を確認してみてはいかがでしょうか?
是非、姿勢改善の一つとして利用してみましょう!
2022.7.4 姿勢改善に電車の座席を利用してみましょう!
2022.07.04 | 健康役立ち情報