「高血圧治療ガイドライン2019」の草案によると、今までの高血圧の基準値は140/90 mmHgとされていましたが、75歳未満の降圧目標としての新しい基準を130/80 mmHgまで引き下げる提案がなされました。
それまでは上が130~139、下が80~89の範囲を「正常高値血圧」という扱いでしたが今回は「正常」という言葉を無くし、「高値血圧」という言葉に変えたのです。
分かりやすく言うと、上が130、下が80でも決して油断できないリスクのある血圧ということになります。
この新しい基準に到達していない中高年の方々は相当数いらっしゃると思います。
特に血圧測定は健康診断の時だけという方は、一度ご自身の血圧に関心を向けられてはいかがでしょうか。