3月に入りました!
暖かくなる季節も目の前、洋服も軽くなるとダイエットの季節でもありますね。
ダイエットと言うと糖質制限が思い浮かびますが、以前にお話ししたように過度な糖質制限は大切な筋肉も減る可能性があるのであまりお勧めはしていません。
やはりダイエットの基本は身体に必要な栄養素を正しく食べ、食べ過ぎず、運動を行うことだと思います。
食品のGI値と言う言葉を聞いたことがあるかと思います。
食後の血糖値の上昇を示す指標でグライセミック・インデックス(GI)の略称になります。
食事(炭水化物)を摂ると炭水化物がブドウ糖に換わり、脳や体の各組織にエネルギーとして運ばれますが、インスリンと呼ばれるホルモンがブドウ糖を速やかに運ぶ役割を担います。
インスリンは食後に血中の糖度(血糖値)が増加するとすい臓から分泌され、インスリンが糖を運ぶと血糖値がゆるやかに下がります。
実はこのインスリンはドカ食い等で血糖値が一気に上がるとインスリンの分泌量も比例して増えます。
インスリンには血中の糖度を脂肪に換えて体に溜め込む働きがあり、急激に血糖値が上がるとインスリンも過剰に分泌して「糖がたくさんあるから溜めておこう」と言うことになり、脂肪太りの原因となります。
血糖値を急に上げやすい、比較的ゆっくり上がる食品があり、その食品毎の目安を表したものがGI値となります。
例えば、蕎麦は同じ麺類のうどんと比べるとGI値が低く血糖値が急激に上がらない食品です。
また、蕎麦はうどんと比較してもタンパク質、植物繊維の量も多いので、ダイエット時の食事としてもお勧めです。
※揚げ物(天ぷら蕎麦等)の無いもり蕎麦等にしましょう。
毎食に蕎麦だと飽きますので、上手く取り入れたいですね。
その他にも白米より玄米がGI値も低く、太りにくいことはよく知られていると思います。
また植物繊維はGI値の上昇を押さえる効果がありますので、食事の最初にサラダを摂ると良いというのはこのような理由からです。
無理に糖質制限せずに上手く食品を組み合わせてダイエットを楽しみましょう!
2021.3.1 お蕎麦はダイエット食品としてもお勧めです!
2021.03.01 | 健康役立ち情報