腰痛改善を目的にジムに通われるお客様も多くいらっしゃいます。
ブログでも何度か腰痛について触れましたが、腰痛の原因が何であるかと言うことが大切です。
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、骨粗しょう症等のように骨等に異常があることが原因となる場合と日常生活での生活習慣、労働環境等が痛みの原因となる場合があります。
前者はお医者様の診断のもとに治療することが必要です。
後者は日頃の姿勢、身体の筋力、柔軟性の低下が痛みの原因となる場合が多く予防が可能です。
後者が理由の方はお医者様から「再発予防に腹筋を鍛えてください」と言われた方も多いと思います。
そもそも人間は直立で二足歩行を行うように進化した為に、背骨に垂直方向の力が強くかかります。
頭の重さは体重の約10%と言われているので、体重50kgの人であれば5kgの重さを背骨で支えていることになります。
この垂直方向の力を分散するために、人間の背骨はゆるやかなS字カーブを描くように並び、さらに首、肩、お腹、背中の筋肉と背骨と背骨の間のクッションとなる椎間板で姿勢をサポートしています。
このように姿勢を支えているので、筋力が弱くなったり、スマホを見る為に顔(首)を長い時間傾けていたり、背中を丸めて長い時間をイスに座っていたり、また同じ姿勢でいるのことで柔軟性も無くなり、正しく姿勢が支えられずに腰にストレスを与え痛みとなることは想像できますね。
腰痛予防の為には、まずは下肢、骨盤周りを中心としたストレッチを行い、しなやかな体幹作りを行い、さらに筋トレで体幹を中心とした腹筋、背筋、下肢を鍛えて正しい姿勢を保てる身体にしましょう!
但し、ストレッチ、筋トレをするだけで無く、日頃の姿勢を確認するようにしましょう!
姿勢が良くなれば腰痛予防だけで無く、身長も少し伸びたように見えるはずです!
2021.3.8 腰痛予防には正しい姿勢が大切です!
2021.03.08 | 健康役立ち情報