意外かもしれませんが足裏には約10個の筋肉が関係しています。
そして、これらの筋肉が形成する足裏のアーチが立ち姿勢時のバランス、歩行時の衝撃を支えています。
このアーチはよく耳にする土踏まずのことです。
このアーチを形成する筋力が弱まると、立ち姿勢のバランス機能が低下し、足を踏ん張る力も弱り、歩行時の衝撃を和らげる機能も働かなくなり、足裏から足首、そして股関節、背骨を中心とした体幹部の関節へのストレスともなり、腰痛、肩痛等の身体の不調となる場合があります。
また、足裏はツボも多く、足裏をマッサージすることで血流が悪くなりがちな手足の末端部まで血流が良くなります。
足裏の鍛え方の1つとして、以前にご紹介しました踵の上げ下ろしです。
踵の上げ下ろしは、壁に両手をついて体のバランスを崩さないように踵をゆっくり20回程度上げ下ろしを行いましょう。
もう1つは、普段使うことの少ない足の指を動かす運動です。
イスに座り、タオルを足裏に敷いて足の指を使ってタオルを少しづつ体側に引き寄せます。
足裏のマッサージとしては、テニスボール、ゴルフボール、ペットボトル等を足裏でゴロゴロと痛痒い場所をマッサージします。
他にも足の指の間に1本づつ手の指を挟み、足首を回すことでもマッサージ効果があり血流が良くなります。
足裏を鍛える、マッサージを行うことで姿勢も改善され、血行も良くなり、疲労感も軽くなります。
家でも簡単に出来ますので、是非お試しください。
2021.8.24 足裏を鍛えてみましょう!
2021.08.24 | 健康役立ち情報