体幹(胴体)の深層筋と浅層筋という言葉を聞いたことはありますか。
または、インナーマッスルとアウターマッスルという言葉を聞いたこと
はありますか。
体幹の深層筋とインナーマッスル、浅層筋とアウターマッスルはほぼ同じ
意味の言葉です。でも、どこまでが浅層でどこからが深層なのかよくわか
らないですよね。例えば、外腹斜筋(脇腹の筋肉)はどちらの筋肉なの?
脊柱起立筋(背骨の両脇を縦に走っている筋肉)はどちらの筋肉なの?
それではローカル筋とは何でしょうか。ローカル筋とはインナーマッスルの
中でも特に脊椎(背骨)に直接付着している筋肉のことを言います。
代表的な筋肉として腹横筋、多裂筋などがあります。あまりなじみがない
筋肉ですよね。これに対し脊椎に直接付着していない筋肉をグローバル筋
といいます。上記の例では、外腹斜筋も脊柱起立筋も浅層筋でありアウター
マッスルでありグローバル筋である、ということです。
実はローカル筋は特に中高年にとってQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を
高めるために大変重要な筋肉なのです。
一口に筋トレといっても体の大きな動きを作りだすグローバル筋の鍛え方と、
ローカル筋の鍛え方は全く違っています。ジムに行ってマシンに取り組むだけ
ではグローバル筋を鍛えることはできてもローカル筋は鍛えられないのです。
私たちのジムでローカル筋もグローバル筋もバランスよく鍛えてみませんか。