心身健康倶楽部では「食べるダイエット」を推奨しています。
前回までは、極端な糖質制限の問題点をご紹介し、摂取する糖質の量とタイミングに
ついてご紹介しました。
しかし人間は古来、肉食動物であった時代が長く、健康なカラダづくりのために、
タンパク質の摂取量を増やすことが重要であることは言うまでもありません。特に
血糖値が高い方の場合、極端な糖質制限とタンパク質中心の食生活が必要なことがあ
ります。
1.タンパク質の摂取割合を増やして食べる。
タンパク質の摂取割合を増やすためには、肉・魚・豆腐・たまご、などを多く食べる
必要があります。外食でこれらの物を多く食べるのはなかなか難しいですが、例えば、
豆腐や、ゆで卵や、サバの缶詰などは安価で手に入りますのでお昼のお弁当のお供に、
また夕方の間食の際にうまく活用してみてはどうでしょうか。
間食でチョコレートやスナック菓子を食べる代わりに、ナッツ、ゆで卵、剥き栗、
チーズ、プロテインバーなどを食べるだけでも、プラスマイナスでかなりの効果が
あると思います。
2.筋トレで脂肪を筋肉に変えながら食べる。
ジョギングなどの有酸素運動で脂肪を燃焼させることも重要ですが、筋肉量を増やす
ことで運動をしていない時も脂肪が燃焼する体質に変わることが出来ます。
年齢を重ねると、若い時と体重が変わっていなくても、脂肪量が増加し筋肉量が減少
しています。普段、脂肪量や筋肉量を計測していない方は、その変化に気づかずに年を
重ねていきます。若い時と同じものを食べていても太りやすくなっていくのは、体質の
変化があるからです。毎日美味しい食事を沢山食べても太らないカラダを作るために、
筋肉量の減少を食い止め(場合によっては増やす)ことが大切です。
心身健康倶楽部では、一人一人のお客様のカラダの状態を丁寧に分析し、じっくりと
相談しながらダイエットに取り組んでいきます。